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by Tatsuya Kawano ここでは、Mac OS 9付属のLanguage Kitsに関連する、主な機能の紹介を行う。 ただし、ここに記載する内容は、JISMUG独自の調査に基づくものである。数日前に発売されたばかりのMac OS 9については、まだまだ情報不足の感が否めず、「確認中」の項目もあるので注意が必要だ。これらの機能について詳しく調査された方がおられたら、JISMUG Question & Answer掲示板などで、是非報告していただきたい。 なお、Language Kits以外のMac OS 9に関する機能紹介は、アップルジャパンのウェブサイトを参照していただきたい。セールスポイントが大変わかりやすく紹介されている。(アップルジャパンのMac OS紹介ページ: http://www.apple.co.jp/macos/) |
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| 1 | 追加ソフトウェアなしで日本語の表示、入力が可能に Mac OS 7の時代から、日本語版以外のMac OSで日本語を扱うためには、Appleから販売されている、Japanese Language Kitを購入することが第一の選択技だった。このJapanese Language Kitは、日本語の表示・入力共に充分実用レベルとなっており、現在広く使われているが、Mac OS 8以降はインストールの手順が複雑になってきている感があった。 また、これとは別に、Mac OS 8.5、8.5.1、8.6では、Multilingual Internet Accessという機能が付属されており、Japanese Language Kitなしで日本語の表示ができた。しかし、これはあくまでも日本語の「表示用」であり「入力用」には使えなかった。たとえば、インターネット上の日本語のウェブサイトを表示することはできても、日本語でメールを書くことは、別売りのことえり、ATOK、EG Bridgeといった日本語入力プログラムを購入しない限り、実現できなかった。 Mac OS 9では、Japanese Language Kitが付属となり、追加のソフトウェアを購入することなく日本語の表示・入力ができるようになった。また、インストール自体もMac OS 9カスタム・インストールのメニューから選択するだけとなり、簡略化された。 なお、Mac OS 9付属のJapanese Language Kitだが、新たに「Language Kits」という名称で呼ばれている。
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Mac OS 9には新しくなったSherlock 2が搭載され、従来の英語版Mac OS付属のSherlockではできなかった、日本語によるインターネット検索をサポートした。検索サイトの中には、標準で日本のサイトも含まれている。
インターネット検索については、Sherlock 2のPreferenceから、どの言語で検索するか選べるようになった。 検索できる言語は日本語も含め、合計31言語。 さらに日本語の検索サイトも標準でインストールされる。 |
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Mac OS 8.5、8.5.1、8.6付属のMultilingual Internet Accessでは、日本語版のソフトウェアを使用する際に、メニューやインストーラのメッセージが常に文字化け(画面上の文章が意味不明の文字の羅列になる)を起こしてしまい、別途、ScriptSwitcherやScript Changerといったシステムスクリプトを切り替えるソフトウェアを入手して、対処するしかなかった。 これに対して、従来からの別売りのJapanese Language Kitでは、ソフトウェアの開発者がソフトウェア本体のファイルに記録しておく「国コード」を自動判別することによりメニュー表示用のフォントの切り替えを行い、大部分の日本語版のソフトウェアが文字化けを起こすことなく動作した。また、国コードが記録されていない等の理由でメニューが文字化けを起こす日本語版のソフトウェアも若干存在するが、これらも付属のLanguage Registerを使って、日本語ソフトウェアとして登録し直すことで対応できた。 Mac OS 9では、Japanese Language Kitが(Language Kitsの名称で)付属しているために、Multilingual Internet Accessと異なり、大部分の日本語版ソフトウェアがメニュー上に文字化けをおこさず、そのまま使用できる。また、メニューに文字化けをおこすものも、Japanese Language Kitと同様、付属のLanguage Registerを使用して、簡単に対応できる。 なお、Japanese Language Kitを使用している際に、Language Registerではなく、ScriptSwitcherやScriptChangerといったソフトウェアを使ってシステムスクリプトを切り替えるという方法も従来からよく行われているが、これらのソフトウェアがMac OS 9に対応しているかは現在のところ不明確となっており、使用する際には注意が必要だ。JISMUGへあがってきている利用者からの情報では、問題なく動作するという説が有力だが、開発者への確認はとれていない。
日本語版のアプリケーションを、Mac OS 8.6 + Multilingual Internet Access、Mac OS 9それぞれの環境で動作させたところ。 画面奥のMac OS 8.6 + Multilingual Internet Accessでは、メニューが文字化けを起こしてしまうが、 |
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日本語のTrueTypeフォントは、Language Kitをインストールした際に、Osaka、Osaka ー 等幅、平成明朝の3種類がインストールされる。 また、Mac OS 9インストールCD-ROMのLanguage Kit Extraには、さらに、中ゴシック、平成角ゴシック、細明朝(さいみんちょう)の3種類が含まれている。 |
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英語版Mac OS 9に付属のことえりのバージョンは、日本語版のMac OS 8.6に付属する物と同じ「J-2.2.2」となった。Japanese Lanugage Kit 1.2に付属していたことえりはバージョン「J-1.1.6」で、日本語変換能力が低いなどの問題があったが、Mac OS 9ではこの点がかなり改善されるだろう。 なお、日本語版のMac OS 9に付属することえりのバージョンは、英語版Mac OS 9のものより、若干更新されている可能性が高い。この点は日本語版のMac
OS 9が発売後に確認したい。 |
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合計11の言語をサポートしている。 サポートされている言語は、Korean(韓国語)、主に中国で使われているSimplified Chinese、香港・台湾で使われているTraditional Chineseなどのアジアの言語。Arabic、Hebrewなどの中近東で使われている言語。Cyrillicなど、ロシア圏で使われている言語。 なお、日本語入力用のことえりと同様、Korean、Simplified Chinese、Traditional Chineseについても、それぞれの言語の入力プログラム(インプットメソッド)が付属している。
Mac OS 9インストールのLanguage Kits featuresリスト。合計11言語サポートしている。 |
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