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Japanese Language Kit (以降「 JLK 」)は 日本語以外のシステムで日本語を読み書きすることを可能にするアップル純正のソフトウエアで、日本以外の国でマックを使う日本人や、日本語を使う必要のある非日本人を中心に広く愛用されてきた。JLK の他にも各種言語の Language Kit が用意されており、もともとマックが他言語を強く意識したコンピュータだということがうかがえる。現在では Apple Store が出来たおかげで各ソフトウエアの入手も簡単になっている。

 

以降表記を簡素化するために、英語のシステムに JLK の組み合わせを前提として記述する。

さて、 JLK はもともと日本語のシステムの代用というイメージが強かったのだが、それだけにとどまらず以下にあげるようなメリットがある。

  • 日本以外の国で購入したマックで日本語が使える。(*1)

  • 純正の日本語システムに比べて「軽い」システムができる。

  • 英語システムがベースなので最新のシステムを使う事が出来る。(*2)

  • メニュー表記などのファインダの表示が英語のままなので、ネイティブのユーザとの共有が簡単に出来る。(*3)

  • 「 OSAKA 」「丸ゴシック体」「本明朝」のトゥルータイプフォントが付属するので、きれいな印字ができる。

しかしながら問題点がないわけでもない。主な問題点は、

  • スクリプトを切り替えるソフトウエアが付属しない。(*4)

  • 現在のバージョンは1.2だが、Mac OS8 以降はソフトウエアのバージョンアップではなくアップデータで使用できるようになっている。つまりソフトウエア自体の開発が終了する方向に向かっている。

  • 付属する日本語変換システムが初代の「ことえり」で、日本語変換能力が低い。(*5)

  • インストールされる Extention 類(機能拡張書類)が他のソフトとのコンフリクト(競合)の原因となる可能性がある。

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*1: System7 の時代は「漢字トーク7」を海外で入手するのが難しかった。またシステム自体も今の5倍以上の価格設定だった。

*2: Mac OS 8 以前、特に 7.x の以前の時代は、日本語のシステムが発売されるまで半年以上の時間差があった。

*3:「 Restart 」が「再起動」、「 Paste 」を「ペースト」などと漢字やカタカナで表記されると英語圏の人には読めなくなってしまう。

*4: インターネットなどを通じて無償配布されているが、 JLK のパッケージには入っていない。

*5: 日本語システムにも付属する「ことえり」は現在バージョンアップされたものであるが、JLK に付属するのは初期型のもので、学習バッファの少なさからかなり学習能力に難がある。